使い捨てはもう古い?使い捨てのデメリットを考えてみよう
こんにちは!株式会社ベジタリアンブッチャージャパンの広報担当部です。今回も表題について記事にさせて頂きます。
使い捨てはもう古い?使い捨てのデメリットを考えてみよう!
新品の衣類やファッション小物には、「自分で育てる」楽しみがあります。そして使い古すと、そのままゴミ箱にポイ!以前ではこのような方が多かったといいますが、近年ではサステナブルな考え方の浸透とともに、使い捨てではなく、それを再利用する方が増えているのです。こちらの記事では、使い捨てのデメリットについてご紹介しています。
【まだ使い捨て?使い捨てのデメリットを考える】
使い捨ての考え方は、もちろん間違いではありません。
というのは、衣類やファッション小物は、いよいよ使えない状態になれば捨てるしかなくなるからです。
その一方、まだ十分に使える衣類やファッション小物の使い捨てには、目を背けられないデメリットもあるのです。
それでは、使い捨てで起こる可能性がある環境の悪化についてお伝えしていきましょう。
【大量の二酸化炭素排出問題】
まだ使えるのに、古くなったことを理由に捨てたとします。
すると、ゴミ焼却場に運ばれた衣類やファッション小物は焼却炉で焼却されることになります。
ここまではごく当たり前のことなのですが、使い捨ての考え方をする方一人ひとりが大量のゴミを出した場合では、焼却の際には大量の二酸化炭素が排出されることになります。
そしてこれが、地球温暖化問題の拡大につながる可能性が広がるのです。
つまり、「私1人がゴミを出したからといって、それが地球温暖化の原因になるはずがない」という考え方の方が増えるほど、そのリスクが高まるということですね。
【水の大量消費問題】
一説によると、コットンシャツ1着を製造するのに消費される水の量は、なんと2,650ℓにも及ぶといわれています。
これは、1人あたりが1日に消費する水を2ℓとした場合で1,325人分に該当します。
人間を含めた生物は水なしで生きていくことができませんが、世界的に希少資源となっているのが水ですので、大量消費はできる限り避けなくてはなりません。
そこで推奨されているのが、リユース、あるいはリサイクルという考え方なのです。
たとえば、現在着用している衣類が古くなって処分を考えたとしましょう。
それをそのまま捨てるのではなく、リサイクルショップに引き取ってもらうなどすれば、あなたの次に2人目のユーザーが現れる可能性がありますよね?
そうすることで衣類は活かされ、ゴミの量も減らせることになります。
【染料による水質汚染問題】
衣類やファッション小物に使用される染料は、水路を伝ってやがて海に流れ込みます。
つまり、染料の使用量が多いほど、川や海が汚染されることになり、それで犠牲になる生物も増えるということです。
ここで、新品を購入するのではなく、リユース品を利用するという考え方にシフトすれば染料の使用を抑えられ、水質汚染問題の軽減に役立つでしょう。
現在では、ファッション業界においてもリユースやリサイクルの考え方が広がりを見せ、大手ブランドでも環境問題に積極的かつ真剣に取り組んでいます。
【まとめ】
私たちが長年かけて行ってきた使い捨てが、現在の地球にあらゆる悪影響を及ぼしています。
もちろん、すべての使い捨てが地球に悪影響を及ぼしているというわけではありませんが、それが地球全体に危機を与えていることは私たち一人ひとりが自覚すべきでしょう。
今回は、衣類やファッション小物の使い捨てで起こる可能性がある環境問題についてお伝えしてきましたが、環境を良くするか悪くするかは、私たち一人ひとりの考え方次第なのです。
私たちだけでなく、私たちの子供や孫、そのあとの代がよりよい環境の中で生活するためには、私たちが今できることを実践することが、何よりも大切なのではないでしょうか。