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日本の江戸時代に起きていた環境問題を克服した話

5 Oct 2021

こんにちは!株式会社ベジタリアンブッチャージャパンの広報担当部です。今回も表題について記事にさせて頂きます。

日本の江戸時代に起きていた環境問題を克服した話

環境問題は待ってくれないため、早急に対応する必要があります。とはいえいろいろな国が環境問題を抱えていることから、成功例にどんなのがあるのかがわかりにくいことでもあります。では環境問題を解決するときはどこが参考になるでしょうか。

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おすすめは日本です。実は日本では昔、環境問題が発生し、それを解決したことがありました。今回は日本が行った環境問題を解決したことについてお話します。

【江戸時代に起きた森林の危機】
日本で環境問題が起きたのは17世紀の江戸時代の話。明暦の大火によって多くの家屋が焼失したことで木材の需要が一気に増加しました。さらに市街地の発展により木材の需要がさらに増加したことで、日本各地にある森林が伐採されるようになります。

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そのため日本の各地で森林が失われることになり、環境問題が発生しました。

【トップダウン政策が環境問題に効果を発揮した】
樹木の消費量が多くなったことを受けて、幕府はさまざまな対策を始めます。その1つが「森林管理のシステム構築」です。森林の管理区画を定めて責任者も明確にし、担当した範囲で森林をむやみに伐採しないようにしました。

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区画内の森林は担当を任された村でも自由に使うことはできず、使用が制限されていました。これはよそ者も同様であり、武力による侵略で森林を奪われないようにするために、武装した人が警備をしていたほどです。

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もう一つの対策は「植林の推奨」です。使用の制限だけでは森林の回復に時間がかかるので、植林を推奨していました。植林を推奨するに伴い植林の方法などにも書物にして、人々に教えていました。

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書物の内容も「苗床をきれいにする」「肥料は細かく砕いて与える」、「まいた種子には藁をかぶせて保護する」など、かなり細かく記載されています。

幕府が出した対策以外では人々の生活習慣が変わったのも重要なポイントです。吹きさらしの炊事場から、かまどが作られて普及するなど、住宅におけるエネルギー効率が上昇しました。エネルギー効率が良くなると燃料となる薪や炭の消費量が減少するようになり、そのことも結果として環境問題の改善に貢献することになりました。

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【地理的要素もある】
日本は環境問題が解決した国の1つですが、そこには地理的な要因もあります。1つ目の要因は降水量。日本は梅雨の時期があるなど世界を見ても降水量の多い国です。樹木の発達には水が欠かせません。そのため降水量が増えるほど樹木の成長が早くなるため、森林回復までの期間が短くなります。

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2つ目の要因は「火山が多い」こと。日本の国土には火山が複数あるなど火山が多い国です。火山と森林は関係ないように思えますが、意外なつながりがあります。

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火山は時として火山灰を大地に降り注ぎます。火山灰は地中の無機質を含んでいるため意外と栄養が豊富です。大地に栄養が十分にあると樹木が成長しやすくなるため、環境問題が解決しやすくなります。

3つ目の要因は「土地を荒らす動物がいなかった」ことです。ヤギや羊など草などの植物を大量に食べてしまう動物がおり、そうした動物を飼育している人が多いほど森林が荒れやすく、環境問題が悪化しやすくなります。

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ですが日本ではヒツジがおらず、ヤギも小型の種しかいなかったので、環境を荒らすような動物がほとんどいませんでした。そうした事情も環境問題に大きく有利となったといえるでしょう。

☆まとめ☆
江戸時代に起きた環境問題とどのように克服していったのかについてお話ししました。克服には幕府の対策はもちろんですが、地理的な要因もありました。そのため見方によっては日本でしか通用しないと思う方もいるでしょう。

ですが参考にできる箇所はありますので、そうしたところはしっかりと学ぶようにしてください。

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