茹で汁も調理に使える?簡単レシピをご紹介!
こんにちは!株式会社ベジタリアンブッチャージャパンの広報担当部です。今回も表題について記事にさせて頂きます。
野菜の茹で汁を捨てるとき、「この茹で汁って何かに使えない?」と思うことはないでしょうか?実は、野菜の茹で汁には野菜に含まれている栄養素やうまみが溶け出しているため、工夫次第でプラントベースメニューに取り入れることができるのです。今回は、簡単に作れる野菜の茹で汁を使ったレシピをご紹介します。
【絶妙なうまみと塩加減が魅力!茹で汁レシピをご紹介!】
それでは早速、野菜の茹で汁を使ったレシピをご紹介していきますが、今回はシンプルな味付けでさっぱりといただける、ブロッコリーの茹で汁レシピをご紹介することにします。
【ブロッコリーの茹で汁&プラントベースドミートのさっぱりスープ】
このスープはプラントベースドミートを使用するため、肉好きの方には特におすすめです。
・用意するもの
ブロッコリーの茹で汁(塩茹で)400~500cc、ブロッコリー花房1株分、生パン粉20~30g、プラントベースドミート50~100g、塩コショウ、醤油、液体塩麹ティースプーン1杯程度
【レシピ】
1.プラントベースドミートを食べやすい大きさにカットする
※プラントベースドミートにはいろいろな種類がありますので、種類ごとに食べやすい大きさに調節しておいてください。
2.ブロッコリーの茹で汁を鍋に入れて中火にかける
3.沸騰するする手前で液体塩麹、プラントベースドミート、ブロッコリー、生亜パン粉
4.調味料で味を調節する
また、ブロッコリーを茹でる際に塩を使っているため、味の濃さの調節も比較的簡単です。
今回はたまたまブロッコリーの茹で汁を使ったレシピをご紹介しましたが、ほかにも茹で汁を使える野菜はありますので、ぜひご自身で工夫してみてくださいね。
【注意!茹で汁を使えない野菜もあります】
野菜の茹で汁スープは応用しやすいというメリットがありますが、中には茹で汁レシピには不向きな野菜もあります。
【灰汁(アク)が出る野菜には注意!】
灰汁が多く出る野菜には、ホウレン草、タケノコ、ゴボウがあり、これらの茹で汁は茹で汁メニューには不向きです。
それは、これらの野菜の茹で汁にはシュウ酸という成分が含まれており、不用意に摂取すると腹痛や結石といった健康上の問題が起こる可能性があるからです。
また、これらの野菜の灰汁を摂ると、体質によっては吹き出物ができることがあるといわれていますので、十分に注意する必要があるでしょう。
その反対に、根菜や豆類、イモ類などの灰汁には身体に良いとされるポリフェノールが含まれているため、摂取することが美容や健康に役立つでしょう。
ただし、これらの茹で汁はあまり美味しいとはいえず、特にゴボウの茹で汁には独特のえぐみがあるため、少々食べにくいと感じる可能性があります。
美容や健康に役立つとしても、食べにくいと感じた場合では続けるのが困難になる可能性もありますので、ご自身の判断で食べるかどうか検討してみてくださいね。
【まとめ】
一般的に、野菜の茹で汁を食べるという概念はないかもしれません。
しかし、今回ご紹介したブロッコリーの茹で汁のように、うまみが溶け出していて美味しくいただける茹で汁もあるのです。
茹で汁をそのままプラントベースのメニューに活かせば、その分だけ水を節約できますし、メニューの幅も広がるというメリットもあります。
ただし、種類によってはシュウ酸という成分を含んだ調理に不向きな茹で汁もあります。
また、ゴボウのようにえぐみが強く食べにくい種類もありますので、これらの点については十分に注意してくださいね。