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リアルファーなんてもう古い!今注目されているのは「エコファー」

5 Oct 2021

こんにちは!株式会社ベジタリアンブッチャージャパンの広報担当部です。今回も表題について記事にさせて頂きます。

リアルファーといえばお金持ちのステータス!そう思われていた時代がありました。しかし近年では、ファーを採るためだけに飼育された動物の虐待、希少動物の乱獲などの懸念を受けて、各有名ブランドがファーフリーを宣言し始めています。では、各有名ブランドでは、どのような素材をリアルファーの代替品として使用しているのでしょうか。

【リアルファーに代わるのはこの素材!】
リアルファーの代替品として使用されている素材、その多くはハイパイル・ボアです。
ハイパイル・ボアと聞いてもあまり馴染がないのではないかと思いますが、縫いぐるみなどに使われているフワフワの素材といえばピンとくるのではないでしょうか。
ハイパイル・ボアの原材料はアクリル短繊維で、動物由来の原材料を使用しないことから、動物保護に役立っているのです。
とりわけ、日本国内におけるアクリル短繊維生産は高いシェアを誇り、アジア諸国などに広く輸出されています。
このようなリアルファーに代わるファーはエコファーと呼ばれ、動物愛護に役立つ素材として高く評価されつつあります。

【エコファーにはリアルファーにない魅力がある!】
リアルファーに近い風合いを求められるとしても、やっぱりフェイクはフェイク、安っぽく見えるのでは?とお考えの方は多いのでしないでしょうか。
確かに考え方によってはそう感じるかもしれませんが、実は、エコファーにはリアルファーにはない魅力があるのです。
エコファー製品が増えてくれば、殺傷される動物が減るため、この部分がいちばん大きな魅力なのですが、エコファーの魅力はこの限りではありません。

【リアルファーよりも高い耐久性】
エコファーはリアルファーよりも耐久性が高く、その上お手入れが簡単という魅力があります。
たとえば、リアルファーの場合では温度や湿度に注意を払いながら管理しなければならず、ちょっと手を抜くと毛が抜けたりカビが生えたりといったトラブルが起こることがあるのです。
一方、エコファーなら温度や湿度に対して神経質になる必要がなく、簡単に管理できます。
また、雨に濡れたとしても、乾かせば元の風合いに戻りますので、天候を気にせずに使用できるという魅力もあります。


【エコファーは軽い】
エコファーはリアルファーよりも軽いため、コートに使用されている場合でも体への負担が軽いという魅力があります。
短時間ならまだしも、長時間コートを着用する場合では肩にずっしりとした重さを感じることがありますが、エコファーなら軽量なため、そのような心配はありません。

【色・柄のバリエーションが豊富】
エコファーの素材は合成繊維で染料が着色しやすいという特徴があります。
そのため、同じ色や柄を染料でつくり出したとしても、リアルファーよりもエコファーのほうがきれいに発色するのです。
つまり、遊び心がある柄やより鮮やかな色合いを楽しみたいなら、リアルファーよりもエコファーのほうが断然おすすめできるということです
このように、エコファーにはリアルファーにはない魅力があります。
また、動物由来の素材を使っておらず環境保全にも役立ちますので、近年謳われているサステナビリティな考え方にも合致しますね。

【まとめ】
リアルファーがもてはやされていた時代は去り、サステナビリティな考え方とともに台頭してきたのはエコファーファッションです。
今回お伝えしてきた通り、エコファーにはリアルファーにない魅力がたくさんありますし、リアルファーを求める人が一人でも減れば、動物の保護にもつながります。
近年、大手有名ブランドをはじめとするファッションブランドでは、リアルファーを使用しないファッションが主流となりつつあります。
あなたがもしリアルファーを求めているなら、環境保全や動物保護に目を向けて、エコファーファッションに切り替える方向で考えてみてはいかがでしょうか。

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